野生のカン

我社では今まで、「野生のカン」を頼りに仕事の受注を決めてきました。
私は現場を離れ、現場のみんなに大体の受注可否を決めてもらってました。
でも、これダメだわ。
遅くまで頑張ってもらわんといけない状態になってしまった。申し訳ない。
そして、まだしばらくはこの状況が続くことがよく分かった。
変えなければいけない。

そこで急作りではあるが、仕事の受注量の余裕率が簡易的に分かるようにした。

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通常の2倍の効率で動かないといけないなんて異常だ。

これからは“野生のカン”だけで物事を判断する環境は極力減らそう。
反省だ。

悩みながら投げるとダメですよ。

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「たまには息抜きを。」ってことでボウリングへ。
当然上手い、下手ありますが、ボウリングって頭の中のことが分かり易く表に出てくるスポーツなんです。

心に迷いがあれば、そのまま投球にも迷いが出、結果スコアにも出てくる。

おもしろいスポーツです。
がっつりお腹を空かし、色々しゃべりながら、とてもおいしいラーメンを頂きました。

ごちそうさま。

マラソン

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問題:あなたの会社の社長はかなりの変人です。ある日突然、「一年後に開催される“おらが町わくわくフルマラソン大会”にみんなで完走目指して参加するぞ!」と言い出しました。あなたは完走するためにどんな計画を立てますか?

 

今日の朝礼のワークです。

みんな頑張って考えてくれました。 

・1週間に1回、家から会社まで走って通勤する。

・陸上やってた友人にアドバイスを受けながら、練習をする。

・体力作りに励む      など。

 

それにしても、こんな社長居たら傍迷惑でしょうね。「なにが悲しくて(仕事でもないのに)、42キロも走らなならんねん」て、私は思いますから。

では、あなたは業務命令だったら率先して走りますか?

 

この前やった「岩手に行く計画を立てましょう」と今回の「フルマラソン完走計画」と何か違いませんか?どちらも目標(ゴール)は明確ですよね。でも、何かが違うからモチベーションが違う。モチベーションが違うから、より具体的な、また、より多くのバリエーションに富んだチェックポイントが出てこない。

何かが違うから、「では、本当にやってみようか?」ってなった場合、“岩手には行く”が“フルマラソンには参加しない”になる。

 

人は“面倒くさいこと”“しんどいこと”“努力”とかって基本的にはしたがらない。

でも、世の中には率先して“面倒くさい”ことをやる人も居る。そんな人とあなたと何が違うのでしょうか?

ただひたすら“面倒くさい”だけしかないなら、私はしません。

ずーっと永遠に“努力”することだけしかないなら、私は挫折します。

“面倒くさい”の先に“感謝”であったり、“努力”の先に“栄誉”などがあるからやるんです。

“岩手に行く”の先(ゴール)には喜びがあったから、色々考え、スマホで調べ、メモ用紙に様々計画を書き出せました。でも、“フルマラソン完走”の先には喜びを見出していなかったから、深く考えることもできず、もちろんスマホで調べることもせず、なんとか絞り出して一つしか策が出ないということになる。

 

仕事の計画立案って“フルマラソン完走”とほぼ同じだったりしませんか? PDCAの“P”がこんな感じで考えてたなら、当然うまくいくはずないですよね。

システム

質問:あなたはお金を儲けたいですか?

(所得・給料・副収入などを増やしたいですか?)

 

答え:            

 

 

あなたはワインがそこそこ好きだとしよう。

 

数年前にたまたまヴィンテージ物のワインを2本ほど買ったが、それはそのまま飲まずに保管してある。しかし、そのあいだにこのワインの値段はどんどん上がった。買った時は1本2000円もしなかったのに、今では1本20000円で取引されている。そして、このワインはまだまだ人気で、値段も上がるようだ。

 

質問1、あなたは今、保有しているこのワインを20000円で売りに出しますか?

 

質問2、あなたはこのワインを20000円で買い増しますか?

 

 

この質問をすると、多くの人が質問1,2共に「NO」という選択をするそうだ。

でも、考えてみてほしい。現在の価格(2万円)で売ればあなたは約18000円の儲けとなる。しかし、そのワインを売ろうとしないということは、あなたはそのワインが「もっと価値があるものだ」と考えているということだ。それならばこれから数年のあいだに更に値上がりすると思っているこのワインを、あなたは買い増すことをしないのだろう?

 

保有効果」と言うそうだ。人は新しいことに手を出す(変化する)ことを避ける傾向が強い。「お金儲けしたい」と思ってはいてもそのために「変化しよう」とは思えないそうだ。

冷静に考えれば「何も変化することもなく、お金だけが増える」なんてバカげた話だと思うはずだが、案外私たちの頭の中はその矛盾を感じないシステムであるようだ。

 

気をつけねば。

「岩手県に行く」計画を立ててください。

今朝の朝礼で社員さんにやってもらった“ワーク”です。

早速スマホで岩手の情報を調べ、色々計画を立てていました。

 

「SL銀河に子供と乗りたい」

「岩手でサバイバルゲームがしたい」

「東京経由で観光したい」

「子どもと楽しく旅行がしたい」

 

という目的を持ち、では「その実現に向けてどうしようか」と

楽しく考えることができたようです。

 

・どういった目的で行くのか?・・旅行・仕事・ボランティアなど色々ありますよね。

・いつ行くのか?

・岩手のどこに行くのか?

・どういった手段で行くのか?

・何日間の予定で行くのか?

・予算はどれぐらいなのか?
・だれと行くのか?

・どこに泊まるのか?

などなど、出発までに答えを出さなければいけない質問は色々あります。

もうお分かりだと思いますが、一番大事で重要な質問は“(行く)目的”です。

それもより具体的な目的=頭の中で映像化できる目的です。

 

「SL銀河に乗りたい」のであれば、運行状況や金額など調べ、子供と乗車できるようにしますよね。適当に行ってみて「乗れへんかったわ」なんてことほぼしません。

「東京観光」のついでに“岩手(仕事の商談とか)”であれば、東京を楽しめるよう根回しや準備をしますよね。

サバイバルゲーム」をしたいのであれば、野外で動けない(動きたくない)季節は選びませんよね。

というように、具体的な目的が決まれば自ずと細かなチェックポイントは決定していきます。そして、こうして計画を立てた場合、その行動は楽しくなる可能性は高まります。

 

さて、「仕事」や「人生」において計画を立てていますか?

旅行において、途中のチェックポイントで予定以上の資金や時間を使ってしまい、本当に行きたかったところに行けなかったり、したかったことができずに旅行を終えるなんてことしませんよね。でも、仕事においては「あれやれば良い結果が出せる」って場合でも一生懸命頑張ったはずなのに、気づけば結局やれていなかったなんてことがあります。

同じ頑張るなら、より自分にとって実り多いものとしたいですよね。

今日は荒木先生と共に、数字から考える来期の「目標設定」を行いました。私もまだまだイメージと現実とのギャップに頭を抱えることが多々ありますが、結局目標持って、計画立てて一歩一歩進んで行くしかないんだと何度も覚悟を決めなおしています。

さて、明日から楽しい未来の妄想実現に向けて、また歩んで行こうと思い

作戦実行能力

あけましておめでとうございます。

 

平成30年がはじまりました。今年はどんな一年になるんでしょうか。

ありがたいことに現在2月中頃まで忙しくさせていただいております。

 

「一年の計は元旦にあり」

ということで初出の日に「今年一年の目標」を各々、

発表する会社さんも多いのでないでしょうか?

当然我社においてもみんなに聞きました。

「(自分の)売上を上げる」とか「任せてもらえるよう技術習得に励む」など みんな良い目標を立てますよね。

 

でも、思いませんか? 「これ(一年の初めに目標を立てること)で毎年必ず目標達成できるならなんて楽なんだろう」って。

去年の目標って覚えていますか?達成できましたか?

かく言う私も去年の目標覚えていません。

当然達成できたのかどうかわかりません。

だから、思うようにならないことが多いのでしょうね。

 

私はゲーム(RPGなど)が好きなのですが、ゲームの目標

(ゴール)って明確ですよね。 自分や周りの状況を探り

(情報収集)、自分の立ち位置を認識するのも容易です。

でも、現実の私達の世界では目標は明確ではないし、

情報収集も容易ではありませんよね。

また、ゲームにおいても、現実世界においても、

「情報収集と目標設定でゲームクリアにはならない」なんてことは

当たり前のことです。行動していかないとゲームクリアにはなりません。では、兎に角行動すればクリアになるのでしょうか?

これも不正解ですよね。

ひたすらスライムを倒していてもゴールには近づきません。

ゲームにおいては“次の町に行く”とか“新しい武器を手に入れる”などのゴールに近づくための具体的な道標があり、それをひとつずつこなしていきます。

 

“一年の計”もゲームと同じ手順を踏まないと結局どうにもできないんでしょうね。

「ゴールへと向かうための具体的な道標を置き、その道標にいつまでに到達するのか」

「到達したのかどうかをチェックしていく」

「なにをもって到達したとするのかを決めておく」などのことが必要なのでしょうね。

また、それを忘れないようきちんと整理し、見える形で残しておかないといけません。

 

何年もかけ、ようやくこんな簡単なことに気付けた今日この頃の“たのもぐら”でした。